「やばい」という便利すぎる日本語

皆さんは「やばい」という言葉を使いますか?私の場合は仕事で使うことはほぼ皆無ですが、プライベートでは時々使います。私が使う時は必ず「危ない、まずい、よろしくない」といったネガティブなニュアンスなのですが、皆さんはいかがでしょうか?


「やばい」という言葉を使うのは主に若い世代なのかと思いきや、(私も含めてですが)上の世代も使いますよね。私が気になっているのは、ありとあらゆる意味やニュアンスを全て「やばい」で表す人が一定数いることです。


言葉は生き物であり、意味や使われ方が変わることは決して珍しくないので、ネガティブな意味だけではなく、「おいしい、すごい、おもしろい」といったポジティブな意味で使われるようになったのは理解できるとして、最初のリアクションがすべて「やばい(もしくは「やばっ)」なのってどうなのでしょうか?それこそやばくありませんか?


感情が乗った言葉として便利なのかなと思う部分もありますが、文脈がないと(もしくは文脈があっても)意味が分からない場面もあるような気がしています。通訳者としてはなかなか手強い単語ですね。最低限ポジティブなのかネガティブなのかは間違えたくないですが(汗)。


書きながら思い出したのですが、英語にも少し似た例があります(もしかしたら以前のブログでも書いたかもしれませんが)。awesomeという言葉も、元々は「awe(畏怖)を感じさせる」というかなり重い言葉でしたが、今は日常会話で「すごい」という軽い意味で使われることが多いです。言葉の変化って面白いですね。ちなみに私も自分が英語で話している時使いがちですね。日本語で「やばい」を使う頻度より高いかもしれません。


便利な単語たちではありますが、やはり通訳者としては、むやみに使わないように気をつけたいと思います!



日英同時通訳者 古賀朋子 English-Japanese Interpreter Tomoko Koga

‟天職を生きる” 日英同時通訳者 古賀朋子(Koga Tomoko)のホームページです。お気軽にお問合せください。

0コメント

  • 1000 / 1000