天職を生きる

更新を楽しみにお待ち頂いていた皆さん(いるのか?)申し訳ありません。バタバタしすぎてすっかり忘れておりました。


どんなバタバタだったのかというと・・・。30日は滋賀県に出張して夕食まで通訳をして、その足で大阪の友達の家に移動。翌日午前は通訳案件の予習をして、夕方から友達と合流して人生初めての万博へ。(その時点で)開始以来一番の人出と言っていたので、もう、どこもかしこも大行列ですごかったです。それでも比較的流れが早いフランス舘と友達が予約してくれた韓国舘を見ることができてよかったです。(フランス舘はとても面白く韓国感は「うーん」といいう感じでした。)そして大屋根リングからの花火は素敵だったし、その後そこをぐるっと歩きながら、いろんな国の舘を外から見るのも楽しかったです。元々雨予報だったのですが、全く降らなくてよかったです。自分だけだったら万博に行こうという考えすらなか立ったので、友達に感謝です。


そして翌日はBTSのメンバーj-hopeのソロコンサート。これまでBTSのコンサートをロス、シカゴ、ソウル、釜山で見てきましたが、日本で見るのは初めてでした。勝手ながら日本の観客やその反応について、実はちょっとネガティブな印象もあったのですが、行ってみたらスタンド席の一番前で隣はお一人しかおらず、割と好きなように見られて良かったです!


除隊後最初のソロコンサートを行う立場としてどれだけ身を削って取り組んできたかを正直に語ってくれて、話を聞きながら号泣でした。韓日通訳の方も入ってくださっていましたが、本人が日本語でたくさん話してくれたのもすごかったし、韓国語の部分は100%ではないにしろ、大意は分かったので感激でした。「韓国でのファイナルに行かれる方いますか〜?」と問いかけてくれた時は、思わず通訳が入るのを待たずに大きな声で返事しちゃいました。(通訳者の方、周りの皆さんごめんなさい!)


ゆんぎとはまた違うスタイルのでもとても完成度の高いコンサートでした。ダンスもラップも歌も、そして間の動画では演技も見せてくれて、素晴らしかったです。そして横の方とはいえ思った以上に近くに見えて大満足でした。


あ、でも私日本のコンサートもいい加減一部分でも撮影OKにして欲しいです。日本では撮影禁止なので、携帯ではなくアミボム(BTSファンダムのペンライト)だけが見えて綺麗だという日本のファンが多いし、撮影しない分パフォーマンスに集中できるというのも事実だと思います。でも世界の他の国では事実上どこも撮影OKなのに日本だけが全面禁止ってなんだか損した気分です。


「撮っても見ないんでしょ?」と言われますが、私は行ったコンサートの動画をたまに見てます。パフォーマンスをずっと覚えておくことはできないし、やっぱり見返せるものがあるのはありがたいです。そして禁止なのに海外のファンがしれっと撮影してそれをSNSに載せてしまうので、日本のファンの不満が高まっているようです。禁止するならSNSに載ったものを徹底的に取り締まれば良いと思いますが、実際の労力を考えたら難しいでしょうし、実際彼らはファンがSNSで拡散したから人気がさらに高まった部分もあるので、それはしないでしょうね。ということで若干モヤモヤしますね。まあ、そういう投稿(禁止のところで撮ったものもそれに対する不満の投稿)もあまり見ないので、そこまでモヤモヤしてないし良いのですが!


ちなみにコンサート後友達の家に預けていた荷物をピックアップして最終の新幹線で帰京しました。意外とギリギリでした。そしてコンサートの影響か、満席で、席のない人は指定席車両のデッキに立ってくださいと放送が何度も流れたり、乗り降りが大変だったらしく10分遅れたりと珍しい事態にも遭遇しました。私がポンコツで新幹線の席を当日取ったんですが、取れて本当によかったです!(珍しすぎるのですが、月曜朝イチしかも現場の仕事が入ったので、疲れながらも日曜日に帰ることにしました。)楽しく、嬉しいバタバタの週末でした。まあ、いつもバタバタしているんですが。笑。




今回は1人参加でしたが、娘ちゃんと来ていた友達と待ち合わせて、ちょっと話をして、写真を一緒に撮って。めっちゃ笑ってますね、2人とも!

今月の渡韓では初めて大韓航空に乗りました。これまでもJALと大韓航空のシェアコード便には何度も乗っていたのですが、シェアコード便ってどちらが代表(という言葉で合っているのかしら?)かによって全然違うのですね!よく考えれば当たり前なんですが!


まずはあの水色の機体に乗れることでテンションが上がりました!行きは乗る直前になって気づいたという、おとぼけぶりだったので、帰りに写真を撮るぞと心に決めたのでした。そしていざ乗ってみるとアナウンスは韓国語と英語がメインで、CAさんたちも韓国語で話しかけてくるのでまたワクワク。必要書類をもらったり、イヤホンをもらったり、行きの便はものすごく空いていたので、席を移動していいか聞いて移動したりで、お得な気分になりました。私がいた後ろの2列は本当に誰もいなかったんですが、これって韓国独特かも?ちょっとでも早く降機したいから、ガラガラの後ろ2列よりも前の方に座るみたいなことがあるのかもって思いました。(多くの韓国人はとにかくせっかちなので!)


簡単なことでも自分で言えてちゃんと通じて対応してもらえる喜びは大きいですね。相変わらず中級の入り口にいるかどうかですが、コツコツ勉強しようと思わせてくれますね。実は帰りに入国の書類をもらってみたら、韓国語バージョンで、もう一度「英語か日本語のをください」と言ったら、「あら、韓国語がお上手なので〜」と言われてお世辞99%だと分かっていてもやっぱりニンマリしてしまうのでした。


そして、韓国映画のラインナップがものすごく充実していました。4月はソウル便なのに、選択肢がなさすぎると心の中でブツブツ思っていたので、嬉しかったです。(ただしフライトが短時間なので、見終われるように選ぼうとすると限られてくるのですが。)行きも帰りもまだ日本では未公開の良い映画を見られて満足でした。基本映画館には滅多に行かないので、会社員だった頃も映画を見る場は基本的に飛行機の中だったのですよね。こうして韓国の映画ばかりを見るようになる自分は想像していませんでしたが。


飛行機会社のこと一つで、こんなにウキウキしちゃってという感じですが、人生ウキウキすることが多いに越したことはないですから良いですよね。そして以前も書いたことがありますが、いつまでも「初めて」の何かがあることはとても幸せなことだと思います!



今月も韓国に滞在し昨日日曜日に帰国しましたが、今回は以前から乗ってみたかった漢江クルーズを体験してきました。たまたま日没の時間にも重なっていたので、まずは夕陽が沈んでいくのを眺めて、夕焼けの中の噴水ショーを見て、途中からは夜景を楽しんで、そして遠くからではありましたが、2週間に一度行われるドローンショーも少し見ることができて、よかったです。


私はずっと外にいたのですが、屋内では生演奏もやっていました。個人的にはその前に(生ではなく)流れていた曲達も懐かしかったり、印象深かったです。StingのShape of My Heartが夕景にぴったりでした!


以前は昼間にも行ってみたいし、夜にも行ってみたいなんて思っていたのですが、今回たまたまどちらも体験できて大満足でした。ただ、船上は寒いので、上着などはしっかり持って行ってくださいね〜。




実は通訳とは関係なく仲の良い友人に言ったことがあるのですが、日本人って相槌が多いです。「あなたの話をちゃんと聞いていますよ」ということを表現したいがためにそうなるのだと思いますが、私が英語圏にしばらくいたからなのか、その前からそうだったのか分かりませんが、あまりに相槌が多いと気になります。あと相槌のタイミングによってはなんかただ習慣でしている感じがするというか。本来ある程度の意味の塊が出てきてこそ意味が分かって相槌ができるんだと思うんですが、あまりに頻繁だとそういう印象にならないんですよね。それで逆にちゃんと聞いていないような印象を受けてしまうんですが、私だけでしょうか?


そして上記はプライベートで会話をしている時の話なんですが、実は通訳中のリスナーの相槌はもっと厄介で・・・。というのも同時通訳において特に顕著なのですが、相槌の声が話者の声にかぶさって聞こえるので、聞き取りがしにくくなるんです。しかも集中力も削がれます。「相槌を打たないでください」とお願いするわけにもいかないので仕方ないのですが、通訳者の間でも「困ったものだね」と時々話に出ます。オンラインだと顔が見えにくいので余計声を出す相槌が増えるのかもしれませんね。


万が一このブログをお読みの方でお心当たりがありましたら、少しだけご留意いただけると幸いです。通訳って本当に本当に集中力が必要なんです。そして私は(できているかどうかは別として)何一つ内容を落とさない意欲で訳しているので、どうかよろしくお願いいたします。


あ、初めの話に戻りますが、日本人が海外の人の話を聞いている時にやっぱり相槌が多いなと感じます。通訳者への影響はさておき、あまり頻繁にすると逆に相手をあしらっているというか、ちゃんと話を聞いていない印象(とりあえず相槌を打っているような感じ)になると思うので、ご注意くださいね。英語スピーカーがどのぐらい相槌を打っているのか(もしくは打っていないのか)機会があったら観察してみてくださいね。


ついにDuolingoの日本語で韓国語を学べるコースの内容が追加されたようですね!「ようですね」というのは私のところにはまだそのアップデートが来ていないからです。涙。


Duolingoで友達になっていて韓国語を学習している人たちについて「韓国語スコアXXになりました」と表示され始めたので、これはもしやと思っていましたが、連休中に久々に実家に帰って母のDuolingoを見せてもらってやはりそうだと確認できました。急に内容が増えて、しかもこれまで終了したレッスンとは別に新しい部分が追加されているのではなくて、学習済みとされているレッスンに新しい(自分が習っていない)語彙が織り込まれているけれども、学習済みの体になっているので、変わってしばらくは大変そうです。(これは頑張って説明したつもりですが、実際にDuolingoを使っていない人には理解しにくいですね・・・)


ちなみにDuolingoのレベルの判定はCEFR(Common European Framework of Reference for Languages)を使用していると何度か目にしていますが、CEFRを調べるとA1が初学者、A2が初級者、B1が中級者、B2が準上級者、C1が上級者、C2が母語話者と遜色のない熟練者となっています。(A1~C1ももう少し長い説明がありますが、ここでは割愛しました。)


DuolingoのスコアはA1といった表示ではなく数字だけなので、これがどのようにCEFRのレベルと対応しているのかはよく分かりません。そもそも私のスコアがいくつなのかまだ分からないのでなんとも言えないのですが、興味津々です。まあ、CEFRの説明を読む限りは私の韓国語のレベルはギリギリB1かどうかというところだと思いますが。


先週時点でこのアップデートは全使用者の3分の2に適用されているとのことでした。私のところにはいつアップデートが来るのでしょうか?韓国語は日本語との類似点が多く、日本語で学ぶ方が圧倒的に楽なので早くアップデートされて欲しいです。そうしたら私の語彙の習得スピードも少し上がるかもしれません。


とはいえ、英語のコースで覚えかけているものはそれはそれで覚えたいので、引き続き勉強しますし、語学堂の復習もしないといけないので、もう本当に1日36時間ぐらい欲しいです。ちなみにGWのおかげで少し時間ができて、散歩しながら語学堂の動画のシャドウィングをすることができましたが、やはり量がかなりあって、散歩1回につき全体の半分ぐらいしかできないことが分かりました。(ですので、その日は夜に家で残りの半分をやりました。)そして歩きながら韓国語を話しているので怪しさ満点です。品川、大田区あたりでサングラスをかけて歩きながら韓国語を話している人がいたらそれは私かもしれません!





いつもお仕事を受けている某企業の現場案件に行ってみたら、なんと去年のJACIでワークショップをされていた通訳者の大先輩がいらっしゃって。「え?1名体制と聞いていたのに何事?」と思って混乱していると、なんと企業のマネジメント向けセッションの講師としていらしているとのこと!


前述のワークショップの時も少しお話を伺っただけでもすぐに分かる両言語の高い運用レベルに加えて、専門分野への実経験に基づいた深い知識、そして、思いやりあふれたフィードバックに感嘆しかなかったのですが、まさか講師もされているとは!全く別の専門分野をお持ちでしかも通訳ではなく講師をされるという幅の広さ!世の中には本当に有能な方はたくさんいるのだと、(知ってはいたけれど)改めて実感したのでした。私は基本通訳以外はポンコツなのに・・・涙。


そんなわけで、その大先輩の前で社長の発言を逐次通訳しなければならない状況に急遽置かれたわけです。心臓がバクバクとか手が震えるとかそういう緊張ではないのですが、少しだけピリッとしました。背筋がより伸びる感じと言えば良いのかしら。


出だしはその状況に少し飲み込まれそうになり、少しギクシャクしてしまいました。まだまだですね。やがて平静を取り戻し、会話の内容に集中できましたが、必死でした。色んな意味で。メインは社長へのフィードバックなので、私はあくまでも通訳者と一緒に仕事をする時のコツを彼が学ぶためにそこにいたわけですが、結論から言うと、その会社の方からも大先輩からも通訳に対してお褒めの言葉をいただき、また社長とも息が合っていると言っていただき、もう、ただただホッとしました。


いやーこういう状況だと知っていたら当日までずっとドキドキしてしまうところでした。知らぬが仏です。Ignorance is bliss! 


タイトルだけを見たら何やら深い内容が書いてありそうに思えますが、何のことはありません。日本語のチャレンジという単語と英語のchallengeという言葉の使われ方が違うので注意してくださいねという内容です。


日本語で「チャレンジする」とよく言いますよね?これは動詞として使われていますが、結局は「挑戦する、やってみる」という意味ですよね?さて、これを英語にしたい時はどのように言えば良いのでしょうか?動詞のchallengeだと思いますか?日本語の辞書を引くと「挑戦する」と書いてあるのでI challengeで良いのではと思うかもしれないのですが、英語スピーカーはあまりそのように言わないんです。(というか主語+動詞のchallengeの場合違うニュアンスで使うことが多いです。後述します。)


Cambridgeオンライン辞書における動詞のChallengeの説明(和訳は機械翻訳したものです)

to invite someone to compete or take part, especially in a game or argument

誰かを競争や参加に誘う、特にゲームや議論の場合

to question if something is true or legal 

何かが真実か合法か疑問を呈する

to test someone's ability or determination

誰かの能力や決意を試す

to tell someone at a border or gate to stand still and say their name and reasons for being there 

国境やゲートで誰かに立ち止まり、名前とそこにいる理由を言うように命じる

to refuse to accept someone as a member of a jury 

誰かを陪審員のメンバーとして受け入れることを拒否する 


最後の二つは私も初めて知りました!さて、ビジネスの場で英語スピーカーがchallengeを動詞で使った時はどんな意味なんでしょうか?圧倒的に良く聞くのは2番目の意味だと思います。We encourage you to challenge your colleagues/superiors. のように使われている場面がとても多いです。ニュアンスとしては「同僚や上司の言うことをただ受け入れたり聞くのではなく、必要に応じて異議を唱えたり疑問を投げかけてみることをお勧めする」という感じです。実際の通訳の場ではこんなに長く説明できないので、きちんと伝わっているのかいつも若干不安なのですが。


日本では特に和を重んじて、人の意見に異を唱える文化があまりないため、なかなか難しいことだと思います。ですが、外資系の会社だと本当に良く聞くタイプのコメントです。自分の肩書きや立場に関係なく、そして相手の人格を傷つけることなく、異を唱えましょうということなんですね。日本人は言われた側も人格を否定されたように感じてしまうことが多いような気がするんですが、言い方が悪くなければ、そうならないはず(ならなくてもよいはず)なんです。


かなり前の話ですが、ある会社に勤めていた時に、20才ぐらい年上と想像される男性と立食のお疲れ様会で話していた時に、私はその方と違う意見を持っていたので、その旨を説明したんです。(確か業務そのものの話ではなかったと記憶しています。)しばらく議論しましたが、平行線だったので、「ではこの件に関してはXXさんと私の意見は違うということで、この話は終わりにしましょう」と言ったんです。英語でいうところのWe agreed to disagree.というやつですね。


ところが彼は怒り出して「こんなに話の分からない人だと思わなかった」という趣旨のことを、もっとどぎつい言葉で私に言ってきました。本当にびっくりしました。その方は英語を話される方ではあったんですが、英語という言語の後ろにあるはずの文化や考え方への理解は全くなく、年下の女性である私が彼の意見に同調しなかったのが、ただ気に食わなかったとしか思えませんでした。


いやー書いているうちに思い出してしまって予定外の内容に飛んでしまいましたが、話を戻しますね。では日本語の「チャレンジする」にあたる意味を英語スピーカーがどう言っているかといえば、I will try.もよく聞きますし、これだと軽すぎる場合や、もっと壮大な挑戦や難題に立ち向かうようなニュアンスなのであれば、take up the challengeという表現も使えると思います。この場合のchallengeは名詞になります。英語と日本語の間を行き来する時は品詞を変えた方が自然なこと、もしくは変えないと意味がずれてしまうことが皆さんが思っている以上によくあるのですよ!(ですから、日本語の「チャレンジする」を例えばI will challengeとか言っている通訳者がいたら、うーん、控えめに言っても本当に微妙です。)


英語の単語が元になってカタカナ化している単語でもこのように注意しないと意味がずれてしまいます。英語を聞いた時になまじ知っている単語だけに、意味を誤解してしまうこともあるので、注意が必要ですね。


ということで久々の和製英語(?)の罠という感じのお話でした。このブログはすっかり韓国(語)オタクのブログ化していますが、たまには言語のプロらしいことも書かないといけないですね。ではまた!



これを書いている4/11はまたまたソウルに来ています。今回は5日間(実質3.5日間)の短い滞在ですが、相変わらず仕事をして友達に会って楽しく過ごしています。


嬉しいことにちょうど桜が咲き誇っている時期にソウルにいることになったので、以前も一度行ったことがある石村湖公園に行ってきました。平日の昼間だというのに、大勢の人たちがお花見をしに来ていて、国は違えど桜を愛でる気持ちは同じなのだなぁと思いました。(ただし、時間帯の関係もあってか、文化の違いなのか日本のように本格的に飲食をしている人は見かけませんでしたが。)


石村湖公園はソンパデロ(松坡大路)を挟んで西湖と東湖に分かれていて、周囲が約2.5kmだそうです。元々多くの市民が散歩コースとして利用している場所ですが、晴れて温かいお天気も相まって本当にたくさんの人がいました。ですがロッテワールドがある東湖川に行くと人の数が減って、歩きやすかったです。風が吹くと桜の花びらがが舞う景色はとても綺麗で良い時間を過ごすことができました。


韓国の人にとっては春が来たことの象徴でもあるレンギョウの花も満開のタイミングで良い時期に来られて良かったなぁとしみじみ思いました。(レンギョウは車で移動中にたくさん見たのですが、写真はうまく撮れませんでした・・・。)

4月になりましたね。今年も1/4があっという間に過ぎていってしまいました。(2月中旬まで留学をしていたので、当然と言えば当然ですが。)


帰ってきた当初は思ったように韓国語の勉強の時間が取れないことに、怒りにも似た感情を持ちながら仕事をしていましたが、気がつけばまた仕事どっぷりの日々に戻っています。韓国語は韓国在住の友達や近所の語学交換をしている友達とZoomや電話で話しているので、留学前よりは会話の時間は長くなっていると思いますが、語学堂で習った単語や表現を忘れつつある気がするし、相変わらず同じことが言えないしで、もどかしいです。(一度言えなかったことは練習して次には言えるようにしないといけないのに!)


語学というのはある日(その言語が話されない国で勉強している場合は特に)急に上達したと感じることが少ないので、淡々と地道に勉強を続けるしかないのですが、仕事や仕事の準備に追われて時間が取れなかったり、勉強する気力が残っていなかったりで、Duolingoは相変わらずきちんと続けていますが、語学堂の教材の復習が思うように進みません。Duolingoに自分が覚えたい単語を入れたらAIが問題とレッスンを作ってくれる機能があったら良いのに。やっぱり相当反復しないと覚えられないので、授業で出てきた単語は反復が足りずアクティブに使う域に達していないんですよね。


というわけでDuolingoの英語で韓国語を学ぶコースで新しい単語を勉強していますが、語学堂で習った単語は徐々に忘れていっています。これを書いている4/5は珍しく少し時間があるので、今から語学堂の教科書のYouTubeのQRコードを全て読み込んで、語学堂再生リストを作りたいと思います。そして、そこに出てくる会話や音声だけでもシャドウィングをして、せっかく習った単語や表現を使えるものにしていきたいと思います。(疲れていても聞いて喋る練習なら座学よりはできるので。)いつかのブログで「成果がありました」と報告できるといいなと思います。


そしてDuolingoさんよ、日本語で韓国語を学ぶコースの内容を増やしてくださーい。1113語では言いたいことも言えないのですよ・・・。



昨年に続いて今年もバンコクで友人夫婦と会ってきました。通訳が終わるや否や出発してバンコクに移動したら、宿泊先の目の前の川を続々と通り過ぎるクルーズ船。派手すぎるライトと大音量すぎる音楽で存在感最大級の船が次々にやってきて驚きでした。あとで話を聞くと去年も同じだったらしいのですが、室内にいたので気づきませんでした。


今年はそれを見ようと外の席にしたのは良いのですが、足首の露出していたあたりをこれでもかと蚊に刺されました。(まあ、予想はしていたのですが。タイに行くのに虫除けスプレーを持っていかなかったなんて・・・。)でも、初めて見る光景で面白かったし、あるクルーズ船が私が大好きな(でも久しく聞いていなかった)曲が流れて気分も良かったです!

そして今年は遠くには行かずバンコクであちこちに連れて行ってもらいました。


ワット・パクナムでは大仏様が修繕(塗装?)の真っ最中で少し残念でしたが、エメラルドに輝く仏舎利奉安塔と天井に描かれた仏伝図は見ることができてよかったです。また、写真は載せていませんが、本堂の仏像に金箔を貼りながらお願い事もしてきました。

本堂では熱心に祈りを捧げる方達もいれば、写真を撮る方たちもいて、でも全体的に暑すぎず寒すぎずゆったりした雰囲気で良かったです。ある用紙に一生懸命何かを書いている人が数人いたので、友達になんなのか聞いてみると、「具体的な困り事を神様に伝える」ための紙だそうです。日本だったら以心伝心のような気がする人が多いと思うのですが、面白いですね。


次に観光客がほとんど来ない超ローカルな食堂に連れて行ってもらいました。とはいえ、最近のSNSの普及によって、たまには観光客も来るようで、一部英語のメニューもあったのですが、友人たちが「任せて」というので、お任せでおかずを注文してもらったのですが、本当にどれもおいしかったし、発酵させたニンニクというあまり聞いたことがないものも初めて食べてられて良かったです!友達があまりたくさんの人に知られたくないという気持ちが分かる気がしました。


そして現在の10バーツ硬貨にも描かれているワット・アルンの夕景を見たいとリクエストしていたのですが、夕刻までには時間があるということで、急遽ワットアルンに入って、そして友人も以前に経験したという「シワーライ」という民族衣装を着る体験をさせてもらいました。長方形の布を胸に巻く「サバイ」と筒状のスカート「パ・ヌン」で構成されています。昨年韓国でチマチョゴリを着た時と同じようなシルバーっぽい色に惹かれてそれを選びました。予定外に来たので足元は黒のスニーカーだったのが少し不釣り合いではありましたが、友達がこれでもかと熱心にたくさん写真を取ってくれて楽しかったです。


ということで今年も友人夫婦と楽しく過ごせて嬉しかったです。月曜日の朝に帰国したら午後にはすでにオンライン案件が入っているという若干過密気味のスケジュールではありましたが、無事に1週間を乗り越えて、改めて楽しい思い出を反芻しているのでした。

3月末にタイに出張に来るのも今年が3年目で、すっかり恒例行事のようになってきました。ありがたい限りです。このお仕事は私が以前から個人的に興味がある内容の仕事で、出張の間は通訳をしていない時間も、1日中通訳をした後の時間も次の日の予習に追われていて、そういう意味では大変なのですが、内容が面白く、初見のビデオをナレーションと字幕を見ながらできるだけ訳すのもチャレンジングで楽しくて、大好きな仕事トップ3に入るかもしれません。(動画は訳さなくても良いと言われているのに、楽しんでやってしまっているので、見る人が見たら迷惑な存在かもしれません。)


あとは私のどうでもいいような芸能関係の雑学が役に立つのですよね〜。今年の発表でもビヨンセ、ケンドリック・ラマー、ドレイク、キム・カーダシアン、(カニエ・ウェスト改め)イェなど(私にとって)馴染みのある芸能人や有名人の名前がどんどん出てきて、それだけでなんだか楽しかったです(単純)。


よく「通訳者には知っていて損なことはない」と言われますが本当にどうでもよさそうな私の芸能の知識が役に立つイベントなのです。


そして言及こそなかったものの、今年もあるプレゼンターの資料に我らがBTSのメンバーが登場し、彼がアンバサダーを務めているブランドについての話を訳すことができて嬉しかったです。


今週も楽しく仕事ができて幸せです。現場からは以上です。(これを書いているのは3/22でまだイベントの真っ最中です!)





このブログを書いているのが15日(土)の夕方で明日の早朝の便で帰国します。今回は本当に仕事をしまくりながら、友達とも会いまくって、遊びまくって、なんだかソウルに住んでいるような感じでした。


ソウル大の方に住んでいる友達と遊んでいた時に、瞬間的に「ソウル大の近所に住んでいるんだっけ?いやカンナムの方に住んでいるんだっけ?いや住んでないじゃん?家は東京じゃん!」ってなったことがあってびっくりしました。まあ、留学から帰国後間もない時にまた来て、留学の時に仲良くなった友達と遊んでいたからそうなったのかもしれないんですが、それにしてもなんという一瞬の錯覚でしょう!


私は仕事の80-85%がオンラインなので、こんな風に有線インターネットさえあれば仕事をどんどんできてしまうのが本当にありがたいです。たまには現場の仕事も良いと思うので、100%オンラインにしたいわけではないですが、やっぱり外に出て行くことより、家(もしくは静かで落ち着ける自分の空間)にいることの方が圧倒的に好きなんですよね。オンラインでの通訳が当たり前になったこの時代に通訳者としてフル稼働しているのは本当にラッキーだと思います。


今年も日本と韓国を왔다 갔다(わったがった:行ったり来たり)しながら、よく働き、よく遊び、よく食べて、よく笑って暮らしたいと思います!


P.S. ソウル南山タワーに遊びに行ったら紫色だったんだけど、なんでだろうなぁ。PM2.5の程度で、青、緑、黄色、もしくは赤に点灯するって読んだけど、そしてBTSの10周年の時に紫になったらしいけど。友達に聞いてみようっと。