日本の通訳者あるある

通訳の仕事に行くと、始まる前が一番変な空気になる時がある 。なぜかというと、どちらの通訳者から始めるかで、ちょっと探り合いの雰囲気になるからなんだけど。


私は先に行くのは結構好きなのだけど、「先に行きたい」と主張するのはなんとなく憚られる。だから「どっちでもいいですよ〜」と言って様子を見たりする。


そうするとよく提案されるのがじゃんけん。大体はじゃんけんで負けた方がスタートというルールだけど、仮に逆だったとしても「先行したくない」という後ろにある想いは同じなんだろうと想像する。


そして、私はこの順番を決めるじゃんけんが大嫌い。じゃんけんを提案された場合は必ず「それなら私が先行します」と言う。なぜだろうと考えてみると、私は通訳が大好きすぎてじゃんけんで負けた人が(もしくは勝った人でも)先に「始めなきゃいけない」みたいな感じになるのが嫌なんだろうなぁ。


ただ、もちろん例外はあって、その案件、会社、トピックなどについて、相手の方が明らかに経験豊富な場合は、私も様子を見たいので、先行をお願いするし、逆の立場なら、最初から「先行しましょうか?」とオファーする。まあ当然と言えば当然のこと。


ちなみに先行して自己紹介が難しくて撃沈することもあって、必ず先行が良いわけでもないし、先行はそんなに内容が深くならないまま、後行のところから急に難しく大変になることもあるし、どちらが正解とかはない。


でも私は基本的にいっぱい通訳したいんだよなぁ。時間が長い案件で3人体制だったりすると、資料の予習は少なくなって助かる反面、物足りない時もあるんだもの。


ちなみにこの「先行やりたくない空気」はどうも日本の通訳者独特みたい。最近とあるSNSで知った。そうなのね。何が違うのかな。私は通訳大好きよ。いっぱい通訳したいよ〜。



日英同時通訳者 古賀朋子 English-Japanese Interpreter Tomoko Koga

‟天職を生きる” 日英同時通訳者 古賀朋子(Koga Tomoko)のホームページです。お気軽にお問合せください。

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