血ケッティングの話
他の推しの世界でもそうなのかもしれませんが、BTSのファンの間ではチケッティングならぬ血ケッティングと言われています。
今年予想していなかったメンバーのソロツアーが発表され、チケットの先行発売に参加するための申し込み、そして、チケッティングそのものなど緊張の日々が続きました。(そもそもツアーが発表された日、謎のプチパニックに陥り2時ぐらいまで眠れませんでした・・・。)
アメリカを皮切りに、インドネシア、タイ、シンガポール、韓国、日本を回るツアーですが、日本は抽選で外れたらそれで終わりなので、こうなったら(どうなったら?)アメリカに行くしかないと思って友達2人と一生懸命申し込みました。アジアが先だったらそちらでも良かったのですが、アメリカが最初だったので。
先行発売にも全員が参加できるわけではなく、まずはファンクラブ会員であることとTicketmasterという日本でいうぴあのようなところに登録して応募することが必要です。そこで英数字の組み合わせであるコードがもらえて初めて先行発売に参加できます。
「コードが来なかった。涙。」というコメントもたくさん見かける中、友達も私も3人全員がコードを受け取ることができました。そして発売タイミングは現地時間の15時であるため、日本では午前6時。うまく入れないといけないので、5時ごろから起きて3人でグループ通話。5:30からは待機室で待機。
そしていよいよ、チケッティングスタート!不思議なものでなぜか有線の私たち2人ではなく無線の友達が待機人数2000人以上の状態からスルッと前に進み、なんと3人並びの席をゲット!まさかの15分ぐらいのうちに買えたという驚きの展開でした。
その後せっかく渡米するのでもう一度見たい有線組2人が引き続きトライし、こちらも別日に2枚並びの席をゲット!ただしこちらはDynamic Pricingなる価格制度のせいで恐ろしい値段になりました。(いくら払うのかは呆れられそうでここでは言えない・・・)Ticketmasterは買いたい人が多ければ多いほど価格が上がるこのシステムを「ファンのため」と説明しているけれど、価格を釣り上げて自分たちが儲けるシステムのどこがファンのためなのかさっぱり分からないし、しかも経済的に余裕がそこまでないファンはコンサートを観られないことになります。
自分がその高額なチケットを買っておいて偽善的かもしれませんが、こういうシステムは本当に止めて欲しいです。アメリカでもこのようなTicketmasterの対応が問題になっているらしいですが、BTSの事務所もこういうやり方に反旗を翻して欲しいです。チケッティングでは一度買えたと思ったチケットが、支払いに進むまでに他の人に取られてしまうこともあり、続けているうちに金銭感覚も狂ってきます。とはいえさすがにもう1桁違っていたら買わないですが。
先ほど日本の抽選結果が発表になり3日とも落選だった今、やっぱりアメリカのチケッティングに参加しておいて良かったと思う次第です。チケッティングの前の日から眠れず、当日は終わってからテクニカルな仕事が2件あり、もうぐったりだったけど、それだけの価値はあったと思っています。
素晴らしい公演に期待したいです!
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