言語交換会三昧

今回の韓国滞在中に2つの異なる言語交換の集まりに行ってきました。


一つ目は日本語と韓国語の言語交換で日曜日の午後にあるカフェを貸切にして行われていました。毎週日曜日に行なっているそうです。きちんと数えたわけではないのですが、おそらく40人ぐらいの人がいたのではないでしょうか?(信じてもらえないんですが)割と人見知りなので、行きたくない気持ちを一生懸命抑えて向かいました。スタッフの方たちがとても親切で、最初のくじであまり人数のいないテーブルを引いたら、加わってくれて楽しくおしゃべりしました。最初の後も2回くじ引きがあって、色々な人と話せる仕組みになっていました。


それなりに楽しく話せはしたんですが、全体的に若い世代が多くワーホリの話などがそれなりの分量あったこと、必ずしも積極的に話そうという人ばかりではないこともあり、まずまずといったところでした。でもあれだけの大きな集まりを継続的に毎週主催している主催者の方たちは本当にすごいなと思いました。まずまずだったくせに二次会のチキン屋まで行ってしまいましたが、もしまた参加したとしたら一次会で帰るかなぁ。


二つ目は木曜の夜にあるカフェチェーン店での英語と韓国語の言語交換の集まり。こちらは主催者が英語スピーカーと韓国語スピーカーが1対1になるように調整をしてくれていたのですが、今回は蓋を開けたらネイティブの英語スピーカーは全員当日キャンセルとなってしまい、韓国人2名と韓国に長く在住している中国人1名と私でした。ですが、例えば「第一印象はどの程度大事?なぜそう思う?」、「友達の数と質、どちらが大事?」など興味深い質問を準備してくれていて、英語と韓国語で1問ずつ交互に話していったので、充実した議論ができて、自分とは違う観点も聞けてすごく面白かったです。基本的な参加者の属性を30-40代の社会人としている会なので、それも話がしやすかった一因なのではと思いました。相手の言うことは全部は理解できないんですが、話の骨子は理解できたと思います。自分の意見は一応稚拙な表現ではありましたが、言えました。リスニングでもスピーキングでもまだまだ語彙が足りないと改めて思いました。(ずっとこればかり言ってますが)


そして私にとっては無謀とも言えるんですが、8月24日に帰宅するや否や最低限の荷物を持って、今度は新宿での日韓言語交換会に行ってきました。猛暑と寝不足でかなりフラフラだったんですが、主催者の方が準備してくれていたチキン(韓国と言えばよく登場するチキン。笑)などを食べて、いざおしゃべりが始まると楽しくなってしまって、4時間ぐらいみんなでおしゃべりをしていました。自分の発話は85%ぐらいは韓国語だったかなと思います。この集まりも年齢層をある程度高めに設定してくださっていたおかげで、話しやすかったかなと思います。


私の親友がこう言うんですよね。「朋子は言いたいこと、伝えたいことが多い人」普段の私の仕事においては、当然ながら他の人の発言を過不足なく正確に訳すことが仕事であって、私個人の意見はどうでもいいわけですが、とはいえ、私にも私なりの意見や考えがあるわけです。それをどこかで誰かに言いたいのでしょうね。このブログが続いている理由の一つもそれだと思います。あと、個人的に話しているときは自分が確実に伝えたいディテール(詳細)があるので、かなりのスピードで情報量多く話していると思います。通訳の時はなるべく不要な言葉を入れずに簡潔に、速度も速くなりすぎないように気をつけていますが、プライベートではお構いなし(?)です。


何が言いたかったかと言うと、これも上記の親友の発言なんですが、「元々言いたいことが多い人は言語(特にスピーキング)の上達が速い」とのこと。まあ、それはそうですよね。私の韓国語のここまでの上達スピードが特段速かったとは思っていませんが、それでも、まあ、よくしゃべる方だとは思います。しゃべれなくても、とにかく知っている単語を駆使して何とか自分の言いたいことを言う。そんな感じです。もちろんあまりにもトピックが難しければ、知っている単語も一つもなく当然お手上げなので、話が戻りますが語彙を増やさないといけません。


繁忙期が近づいてきて、お問合せの数が格段に増えています。仕事はもちろんきちんとしながらも、気合を入れて今年の残りの時間も韓国語の勉強を続けていきたいと思います。



日英同時通訳者 古賀朋子 English-Japanese Interpreter Tomoko Koga

‟天職を生きる” 日英同時通訳者 古賀朋子(Koga Tomoko)のホームページです。お気軽にお問合せください。

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