通訳者も歯が命?

少し前にポルトガルで歯のトラブルがあったことについて書きました。


歯科医の先生が同じ箇所の他の問題も見つけてくださって、色々治療していることと、最近仕事が本当に詰まっていることから、なかなかハイペースで歯医者に行けず、まだ治療が続いています。


そんな中少し前と今朝(今回の記事は土曜日に書いています)の2回仮歯が外れてしまいました。幼い頃の歯の怪我の影響もあり、紆余曲折(?)をたどった前歯の状況もあり、仮歯が外れると誰にも見せられないような姿なのですが、それだけではない気づきがありました。


それは(予想はしたものの)FとVがものすごく発音しにくいということです。さらにはTHの音も発音しづらいです。最初に音を出してみたときは想像以上でした。


FとVは上の前歯と下唇を使う唇歯音であり、THは舌と歯を使う歯音です。発音方法は幼い頃に割と自然に身につけてずっと知っていたし、ずっと発音もしてきたのですが、いざ前歯の一部がない状態になると、「本当に歯を使っていたんだな」と改めて実感します。


普段であれば無意識に発音している音ですが、仕事中に「Fだ」とか「THだ」とか意識してしまいます。何なら同じ意味でそれらの発音がない単語があったらそちらを選びたいと少しだけ思ってしまうほどです。当然ながら通訳者は頭の中で訳すだけではなく、言葉を実際に自分の口で音にしなければならないのです。


語学力や専門知識だけでなく、さらには喉だけでもなく、歯も大事な大事な仕事道具だと改めて実感したのでした!早く歯の治療が終わって欲しいものです。





日英同時通訳者 古賀朋子 English-Japanese Interpreter Tomoko Koga

‟天職を生きる” 日英同時通訳者 古賀朋子(Koga Tomoko)のホームページです。お気軽にお問合せください。

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