倉敷観光
私は基本的には何事も早めに計画したい性格なのですが、フリーランス通訳者になってからというもの、自分で予定を決める自由がある反面、なかなか先の予定を決めることができない状況にもなりがちだなと日々感じています。(フリーランス1年目ですから尚更です。)ですが、先日再び岡山に出張する機会を得たので、行きたかった倉敷を訪ねることにしました。実はかなりバタバタしたスケジュールの中行ったので、宿泊するホテルに直行して休息するかどうか直前までずっと迷っていたのですが、予習も一通り終わっていたしせっかくの機会だからと思い直しました。
美観地区と呼ばれるエリアが倉敷駅から徒歩10分ぐらいのところにあり、見るからに古い建物の街並みが広がっています。川沿いを歩くと気持ちのいい風が吹いてきて、しばしのんびりふることができました。この地区には有名な大原美術館があり、その名は聞いたことがありましたが、詳しい歴史に関しては知りませんでした。倉敷で有力な大原家の面々が倉敷紡績(現:クラボウ)をはじめ中国合同銀行や中国水力元気会社などの社長を務め財閥を築き上げて、倉敷の発展に貢献したそうです。
上記の情報はまさかの展開で乗ることになった人力車の車力、百(もも)さんから聞いた情報とWikiから一部ひっぱってきたという完全なる付け焼き刃ですが、「倉敷といえば大原家」ということがよく分かりました。人力車は目線が高くなって風もより気持ちよく感じられて、ちょっとした情報も教えてもらえて楽しかったです。思った以上の速度があってびっくりしましたよ!
百さん曰く、倉敷の人出は通常の十分の一程度とのこと。いろいろな業界の方たちが大変な状況の中頑張っているんだなぁと思いました。歴史情報の他にも自分一人で歩いていたらスルーしていた見所も教えてもらえて良かったです。ただし、終始「姫」と呼ばれるのには気恥ずかしい思いでいっぱいでしたが・・・。
生来急な予定を決めるのが苦手な性格ではあるのですが、「よし!」と決めて動いてみると楽しいことがあるなぁと改めて思いました。本格的に秋を迎えた時に岡山出張の機会があればもう一度倉敷にも行ってみたいと思いました。
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