今です
皆さん、通訳者の繁忙期はいつかご存知でしょうか?一番の繁忙期はまさに今の時期、秋です。例年9、10、11月が忙しかったようですが、近年では繁忙期が12月にまで食い込んで、12月中旬まで多忙を極める通訳者の方が多かったようです。
今年はもちろんコロナ禍にあり、例年のようには国際会議が開催されない状況にありますが、それでも周りの声を聞いていると一時期のように仕事がないという状態は解消され、皆さん忙しい日々を過ごしていらっしゃるようです。
私の場合フリーランス1年目でもあるので、比較対象がなく判断が難しいのですが、遠隔通訳のコースも取っていますし、通訳以外の仕事もお引き受けしているので何かとバタバタと過ごしています。
色々とお声がけいただく中で、予習の時間も確保しながら何をどこまでお引き受けするのかを考えていくのも、フリーランスで働く身としては重要になってくると思います。よく英語で自営業の人がI'm my own boss.などどと言いますが、この状況はなかなか難しいです。働くも休むも自分次第なので自由な部分もありますが、ついついどんどん予定を入れてしまって休みを削ってしまいがちです。
元々「1年目だからとにかくがむしゃらに働こう」とは思っていましたが、コロナ禍によって業界全体で仕事がない状況を目撃してしまったインパクトは精神的にも大きかったようで、どうしても詰め込み気味になってしまいます。今年いっぱいは仕方ないかなぁかなと諦めている節もあります・・・。
通訳者というと脳を使う仕事だと思われがちなのですが、実は体力もとても大事だと感じます。15年以上通訳者をしてきて、そのことはよく分かっているつもりなので、心身ともに上手に休息を取れるように自分のペースというものを確立していきたいです。
(というわけで秋に通訳者が必要な皆さん、ご連絡はお早めにどうぞ〜。)
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