カタカナ語を別のカタカナ語に?
How did you take your background and put it all together particularly the multicultural element to lead Sony?
先日通訳者仲間との勉強会で話題になったのが、この文においてmulticulturalを何と訳すかです。「多文化」と和語にしても間違いではないが何となくしっくり来ない、かと言ってそのまま「マルチカルチュラル」とカタカナで言うのは時間がかかるし、日本語としては分かりにくいですよね。
ここで私が提案したのが、「グローバル」という訳語です。私自身も基本的にはカタカナを多用しすぎず和語を使うように心掛けているので、別のカタカナ語というのは必ずしも訳語の候補として最初に上がってこないのですが、上記のように無理に和語にするよりも別のカタカナ語にした方が日本語としてしっくりくるしニュアンスが適切に伝わる場合があるんです。
ちなみに「グローバル」という単語はmultinationalの訳としてもぴったりな場合がありますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
勉強会のおかげでこのアプローチもあったなと改めて強く意識できました。現時点で他の例は思いつかないのですが、また思いついたらご紹介しますね。
先週、今週と続いている案件の会場からの写真。先週は4:20起きでフラフラになりながら通っていましたが、この景色をみて少し癒されました・・・。
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