なじみの英語は?

皆さんは英語と聞いた時どんな響きの英語を想像するでしょうか?私はアメリカ英語に触れている期間が長かったので、一番なじみがあり、聞き取りやすいのはアメリカ英語です。一番長く住んでいたのはアラバマ州ですが、アラバマの英語はかなり南部訛りが強く未だに聞き取りやすいとは口が裂けても言えません。 

 

さて、先日のあるお仕事でのことです。「参加者は全てアメリカの人」と聞いていましたが、いざフタを開けてみると、インド、オーストラリア、南アフリカ、ハイチ出身と様々なバックグラウンドをお持ちの方がいました。「アメリカの人」というのはアメリカ在住の人という意味だったのですね。 

 
アメリカはご存知の通り多民族国家です。政策によって状況は変化しますが、日本に比べればずっと多くの移民を受け入れています。そして英語は事実上世界の共通語なので、英語のネイティブスピーカーだけではなく、日本人も含めたノンネイティブが話す英語を通訳することも多々あります。正直とてもチャレンジングです。でもそれも含めての通訳というお仕事なのですよね。 
 
私もアメリカの中でも比較的訛りが少ない英語を聞くのが一番楽ですが、そうも言っていられないので、BBCなどを聞いていろいろな英語に触れるようにしています。数年単位で意識的にそういう時間を取っていると、時折ずいぶん慣れたなぁと感じる瞬間があります。(まだまだだと感じる瞬間も残念ながら多いのですが) 
 
本当に日々精進ですね・・・。 

日英同時通訳者 古賀朋子 English-Japanese Interpreter Tomoko Koga

‟天職を生きる” 日英同時通訳者 古賀朋子(Koga Tomoko)のホームページです。お気軽にお問合せください。

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