180日間継続中です

2月から始めた韓国語の勉強ですが、先日180日目を迎えました。時には通訳案件が3件ある日もあり、毎日時間を取るのは簡単なことではありませんが、なんとか続けられています。使っている語学アプリが連続記録を数えてくれていてリマインドしてくれるのもありがたいです。我ながら180日連続で続けてこられたことを褒めたい気分です。


ここまで続けてきて感じていることを記録しておきたいと思います。まず同じ外国語でも英語はある意味楽だったなぁということです。なぜかというと私は祖母のおかげで6歳から英語を習っていたのでアルファベットに対する抵抗がほとんどなかったのですよね。習っていたとは言ってもゲームなどを取り入れた子供が楽しめるようなもので、毎日レッスンというわけでもなかったのですが、それでも発音のルール(例えばマジックe: vaseのような単語において語末のeを発音せずそして子音を挟んでのaの発音が[ei]となるというルール。毎回当てはまるわけではないが、当てはまる単語は多い。)も子供ながらに体感的に学ぶことができたのです。マジックeをルールとしてきちんと知ったのは大人になってからです。また母が当時子供だった私を追いかけ回して、英語のテープ(!)を聞くという宿題をきちんとやるようにしてくれたので、それもきっと英語の耳を育てるのに役立っていたはずです。本当に感謝です。


一方の韓国語はというと・・・。正直なところ相変わらずハングルに対しての抵抗感はあります。英語のようにパッと瞬間的に理解できません。また綴りと実際の発音が違うことも多いので難しいです。(これはもちろん英語の場合でもありますが、もう長い間勉強して使ってきているので基本的には自然に入ってくるのですよね。)ハングルは気持ちと意識を集中させて読まないといけないですし、そこまでスムーズには読めません。


そして私は多分視覚より聴覚が優位なタイプではないかと思うんですよね。アプリを使っての勉強でも書いてあるものを見るよりも耳で聞いて意味を取る方が楽です。(少なとくとも今のところは。)本を買うなどして文法についても学んではいますが、「ふーん」という感じで頭の上の方を掠めていくような感じがしています。実は高校で習う英文法などもものすごく苦手で、説明が理解できない訳ではないのですが、その場で「ふーん、そうなのね」と思って終わってしまっていたし、習ったことを翌日誰かに説明してくださいと言われたらできなかったと思います。英文法については実はひたすら英語のインプットを増やしていくうちに身について後から理屈をもう一度見て「ああ、そういうことだったのね、確かに!」と納得した感じです。


韓国語の専門家の方には「文法をみっちりやって基本を押さえないとダメですよ」と言われそうですが、まあ趣味でやっていることなのでいいかなと思っています。ただ、もちろんある程度(どの程度?)聞き取って話せるようにはなりたいので、今の勉強方法で良いのかどうかを見直さないといけない時期が来るのかもしれません。アプリを中心に勉強するのが必ずしも良いアプローチなのかどうかは分かりませんが、仕事の関係上時間が不規則だったり細切れにしか取れないことも多いので、数分でも復習できるアプリが本当に便利で助かっています。


実は6月に初めてBTSのオンラインでのコンサートに参加した時にある曲の「僕を信じて」という歌詞が急に理解できて本当に感激したんですよね。ハングルで綴れば「나를 믿어」というたったこれだけですが。それまで何度も聞いていた曲で「意味を持たない音の羅列」だったものが「僕を信じて」と言っていると理解できた瞬間の感激はものすごいです。これは一例なのですが、他の曲でもある日急にある部分の歌詞が理解できるということがちょくちょく起こります。また彼らのインタビューやバラエティ番組でもごくごく初歩的な言葉や文章がたまに分かるというそんなことが嬉しくて励みになります。


180日目としてこれでいいのかどうか私には分かりませんが、今できる努力を必死にしていることは間違いないですし、何一つ分からなかった1日目を思えば大きな進歩です。これからも引き続き頑張っていきたいと思います。



日英同時通訳者 古賀朋子 English-Japanese Interpreter Tomoko Koga

‟天職を生きる” 日英同時通訳者 古賀朋子(Koga Tomoko)のホームページです。お気軽にお問合せください。

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