1日4案件お引き受けして
繁忙期真っ只中です。私の場合は自宅からの遠隔通訳が8割以上を占めている状況の中、日によっては空いている時間にパズルのように通訳案件がはまってくることがあるのですが、先日なんと朝から夜まで稼働する感じで4件お引き受けした日がありました。
幸か不幸か朝一と夜の案件は資料がほとんど出ない定期案件で、昼間1件すでに入っていたところにもう1件時間的には入れられる案件の打診があったという訳です。その前日も3件入っていたので、しばし迷いましたが案件の内容からしても予習時間も足りると判断してお引き受けしました。
結論からいうと大丈夫でした(大丈夫って何がですかという話ですが)。幸いなことに最後に入って来た(当日2つ目の)案件の時間が短くなり、その後の3つ目の案件も予定時刻より早めに終わったという状況も重なってはいましたが。
ただやはりかなり慌ただしいです。それぞれの会議の入室時刻やどのデバイスで何のプラットフォームを使うのか、パートナーはいるのか、いる場合オンラインタイマーや文字の連絡手段(該当する場合)はどうなっているのかなどが異なり、それを1日に4回するというだけで目が回りそうでした。1日3件の時もそうなのですが、その日の最後の案件が終わると最初の案件が何だったのか忘れていて、少し考えないと思い出せなくなっていたりします。あと場合によってはいつ食べるのかという問題も出てきます。(パートナーがいれば交代中に少しであっても食べられるので何とかはなりますが)
4件お引き受けした日も、韓国語を勉強する時間は何とか捻り出しましたが、家からは一歩も出ずじまいでした。いつだったか初めて3件お引き受けした時にも書いたような気がしますが、たまにならいいけれど頻繁には無理だなという感じですね。まあそもそもこんなにピタッと起きている時間の中で4件が上手くはまることもそうないと思うので、無用の心配でしょうけど。
いずれにせよ、どこまでは大丈夫でどこからは無理なのかはその時の前後の状況、案件の性質、それぞれの通訳者の体調やスタミナや好みなど色々な要素で決まってくると思います。個人事業主として自由がある部分でもあり難しい舵取りを迫られるところでもあると思います(無闇に引き受けまくれば良いというものでもないので)。今後もしっかりと見極めながら訳出の質を落とすことなくお引き受けしていきたいと思います。
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