なながつと言います
ご存知のように通常の通訳は言うまでもなく通訳者が口頭で話すことを皆さんが耳で聞くという流れになります。(ここでは手話通訳は除き音声通訳の話をしています。)そこで大事になるのが「耳で聞いてわかりやすい」ことです。普段どれぐらい意識されているか分かりませんが、目で読むと分かりやすい言葉でも、音で聞くとどんな漢字なのかパッと頭に浮かばず分かりにくい場合が多々あります。
また、その他にも単純に聞き間違いが起こりやすい言葉もあり注意が必要です。一番分かりやすい例が昨日の通訳中にも出てきたJulyです。普通に言えば「しちがつ」になりますが、この言い方をすると単純に「いちがつ」と聞き間違えるリスクが生じます。ですから私は最初から迷わず「なながつ」と言うようにしています。避けられるリスクは最初から避けたいですし、このような積み重ねで少しでも会議が早く終われば関わる全員にとって嬉しいことですから。
ひとつひとつは些細なことですが、こういったことの積み重ねが聞きやすいスムーズな通訳を生むと信じて今日もまた地道に取り組んでいきたいと思います!
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