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先週末の14,15,16日は東京オートサロン2022の会場である幕張メッセでYouTube配信用の日英通訳を担当していました。各日とも9−10時間の長丁場の配信ですが、やはりイベントの高揚感は良いものだなぁと改めて思いました。私はフリーランス通訳者になってすぐコロナ禍になってしまったので、フリーランスとしての初めての現場での大型イベントになりました。
自動車会社の社内通訳者を6年強していたので、自動車用語についてそれなりの知識はありますが、今回のイベントは自動車という括りの中でも多岐に渡っていて知らないこともたくさんありました。
一番多くの時間を占めたのが会場の展示ブースからのレポートで、自動車会社はもちろんのこと、タイヤの会社、車のカスタムを行う会社、自動車大学校、運転シミュレーションの会社、ミニカーの会社など様々なレポートがありました。
そしてイベントも屋外でのドリフト走行やeスポーツの最終戦、カスタムカーコンテストなど多彩でした。熱を帯びた実況者や解説者のコメントは普段なかなか通訳しない類のもので内容的にもテンションの高さという意味でもチャレンジングでした。
今回自分の中で小さくガッツポーズだったのは 「ワイルド・スピード」という映画のタイトルが出てきたときに原題であるFast & Furiousが出せたことです!なぜかこの映画のタイトル通訳していてよく出てくるのですよね。(私の仕事が自動車寄りだからかもしれませんが)何時間も通訳している中のほんの一瞬の話ですし、原題が出せなかったとしてもきっと大勢に影響はないわけですが、個人的な満足感がありました!ちなみに私の「ワイルド・スピード」が出てきたときの戦績は3勝1敗ぐらいかと。(完全なるTMIですが・・・。)
この週末に手書きで書き溜めた単語リストをきちんとタイプして調べた内容を付け加えて整理しました。また通訳する機会があることを願いながら・・・。
最後に配信本部を後にする時に周りの皆さんとご挨拶していたら現場の総指揮の方から「いやーBBCのようで素晴らしかったです」というお褒めの言葉をいただき、大変な3日間が報われたような気がしました。(BBCのようなというのはどう考えても過分なお褒めの言葉ではありますが。苦笑)
また機会があったら是非担当してみたいです!
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