ついに1年経ちました!
韓国語の勉強を始めると決めてコツコツと続けてきましたが、ついに1年が経ちました。かつての私はハングルがどうしても記号のようにしか見えず、自分が勉強を始めるとは思ってもいませんでした。そもそも英語と日本語だけでも手一杯だと感じていて、別の言語を勉強しようと本気で思ったことすらありませんでした。そんな私がBTSを好きになり彼らの言葉を直接理解したいと思うようになり、迷った末に勉強を始めたのが去年の2月でした。
晴れの日も雨の日も、仕事で忙しい日もそうでもない日も、とにかく少しずつでも勉強することを心に決めて続けてきました。使っているアプリが連続記録をつけてくれているのでそれが途切れてしまうのが嫌だというのも良いモチベーションになり、ここまで続けてくることができました。
そしてなんといっても一番大きいのはメンバーの発言や彼らの曲の歌詞が「意味を持つ音」として入ってくるようになったことです。私はおそらく言語を勉強する上で目よりも耳の方が優位だと思うのですが、曲を聞き流しているときに意味が急に分かると本当に感激します。
つい最近も00:00 (Zero O'Clock)という歌を歩きながら聞いていた時に、この歌詞が急に意味を持って理解できました。(私の韓国語の力では語尾の細かいニュアンスまではまだあまり理解できていないので直訳的に書いています。)
이 노래가 끝이 나면 この歌が終わったら
새 노래가 시작되리 新しい歌が始まるだろう
좀 더 행복하기를 もう少し幸せでありますように
「ある1日に辛いことがあっても0:00になったら新しい1日が始まる。何が大きく変わるわけではないけれど、新しい1日にはもう少し良いことがありますように」という内容の歌詞であることは和訳を読んで知ってはいたので、ゼロからいきなり分かるようになったわけではないです。でもこういうテーマの歌だと全体的に知っているとことと、音を聞いてその部分の細かい意味が聞き取れて理解できることは多分別の話だと思うのです。
外を歩きながらこれを聴いていて、この部分が急にスッと心に入ってきて泣きそうになりました。何も意識せずに意味が入ってくる、そして心に沁みてくる、そんな瞬間をこれからも積み重ねていけると思うと、地味で時には退屈な勉強も楽しみになります。
ハングルが全く読めずアニョハセヨ、カムサハムニダ、ペコパぐらいしか知らなかった私が1年間勉強を続けて、簡単な文を作れるようになって本当に嬉しいです。本当にやりたい気持ちがあればいつ始めても遅すぎることはないんだなぁと実感しています。これからも少しずつでも続けていきたいです。
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