BTSについて通訳しました!
最初に桑畑優香さんからご連絡をいただいたのが6月19日のこと。
7月14-16日にソウルで開催される第3回BTS学会の通訳をしてくれないかと打診された。もうその時はとにかく嬉しくてたまらなかった。14日は難しかったものの桑畑さんの発表に関してはまだ日時が確定していないとのことで、日時の調整を主催者としてくださった。そして最初は桑畑さんの15分の発表分だけという話だったのが、ARMY in Asiaという1時間のセッション全体の通訳をという依頼に変わったので、通訳者でもありARMYでもある友人をリクルート。(注:ARMYはBTSのファンの呼称。)
Zoomの設定の確認や資料の事前提供のお願いなど、桑畑さんが尽力してくださって前日までになんとか4つの発表の資料が揃った。私はそれに加えて桑畑さんの発表資料の翻訳も担当した。日英だったので調べることが多くてかなり時間がかかったけれど、自然な英語にできたのはないかと思っている。改めて翻訳は難しいなと認識(訳したものが残り続けるので)。でも英語のサイトを色々調べて、より英語として使われていて伝わりやすい表現にすることはできたと思う。普段から英語スピーカーのARMYが交流するサイトもちょくちょく見てはいるのだけど、今回は日本におけるメディアのBTSの取り上げ方などがトピックだったので、やはり日本語独特の表現が多々出てきて、なかなかチャレンジングだった。BTSについての翻訳じゃなかったら途中でめげていたかもしれない・・・。
そしていよいよ当日。音声チェックやパートナー通訳者との最終の確認もあったので1時間前に入室となっていたのは正解だったなぁと思う。あっという間に1時間が過ぎ去り、10分ぐらい前に通訳のアサインが行われいよいよ通訳。
桑畑さんが「本日の通訳者もARMYです」と紹介してくれてテンションが上がる。
私が担当したのは桑畑さんの日本語のプレゼンとフィリピンのARMYの英語のプレゼン。どちらも内容盛り沢山でスピードもなかなかチャレンジングだったけど、とても興味深く楽しい体験だった。BTSが日本のARMYにとって様々な社会問題を知るきっかけになっていること、フィリピンのARMYのボランティア活動などのきっかけになっていることを再確認して、改めてARMYでいることを心から誇らしく思った。
社会の問題までも彼らの肩にかかるが故に、まだ20代の青年である彼らに不要かつ過剰なプレッシャーがかかるのは本意ではない。けれど、彼らの問題提議や「自分を愛そう」というメッセージや、その優しさや勤勉さ、謙虚さ、緻密さ、真摯な姿勢など歌やダンスやパフォーマンスだけではない魅力があったからこそ、私は彼らにここまでハマっているのだと思う。本当に出会えてよかったし、今回のように通訳とBTSが融合する機会はとても貴重で嬉しくてありがたかった。
あー楽しかった!!!
ちなみに学会のページはこちら。(英語と韓国語のみです。)
https://bts-conference-seoul.com/?redirect=no
0コメント