韓国に行ってきました Part 3

2日目のメインの目的は聖地巡り。「聖地」という言葉を使うことに一抹の躊躇があるのだけれど、他に良い言葉もないので。一緒に行ったすーちゃんがユンギ(SUGA)ペンなので、大邱のユンギの聖地を巡ることに。そういう趣旨だったのでT-moneyカードを旅行前に買う時もユンギのにしてみた。(7人とも写っているのもっと作ってくれないかなぁ)すーちゃんはさすがの2枚持ち!




まずはKTXで釜山から東大邱へ移動。日本からアプリでチケットを買っておいたのだけど、通勤時間帯だからなのか満員でびっくりした!東大邱駅ではすーちゃんが調べておいてくれた有名なコーンパンを食す。最初は場所が分からなくて案内員の方々に聞きながらたどり着いて食べてみると美味しい!別名「病みつきパン」とも言うそう。朝ごはんを食べていたので、二人で一つをシェアしたけど、空腹だったらもっと食べたかったなぁ。




ローカル線の駅のホームで座ってルートなどを確認していると、現地の女性に「日本人?」と話しかけられた。最初だけ日本語でそのあとはずっと韓国語で、パートナーが日本人の医師だとか、日本に親戚がたくさんいること、渡航できなくて会えていないことなど、教えてくれた。電車に乗ってからも隣の席が空くと「こっちにおいで」とかずっと気遣ってくれて、一席しか空かなかったのに、そこに座っていた方がずれてくれて、隣に座って私たちの目的の駅に着くまでしばし話した。あまりにも普通に話してくるし、電車内の音もうるさいしでなかなか理解するのは大変だったけど、日本人に親切にしてもらって感謝しているとか、この線に乗って息子夫婦や孫に会いに行くんだよとか、いろいろ教えてくれた。


そしてそういうこうしているうちに目的の東川駅に到着。降りようと席を立った私たちになんと彼女がバッグからクッキーを取り出して一つずつくれた。それも手作りの可愛らしいクッキー。話できただけでも嬉しかったのに、朝から最高の気分になって、降りてすぐにクッキーが崩れたりしないうちに記念撮影。




その後はユンギが通った中学校、小学校、そして高校と徒歩で巡る。本人がインスタに載せたのと同じ場所で写真を撮ったり、生徒たちが校庭でスポーツする様子を遠くから眺めたり、ユンギが通ってたんだなぁと感傷的になってみたり。お天気もとてもよくて最高の散歩日和。そうそう。黄色の洋服を着たすごく可愛い子供がいて、まだ人見知りも始まっていないのか、「バイバーイ」って言いながら私たちにずっと手を振ってくれる。可愛すぎてその場を離れたくないぐらいだった。


高校に行く途中に通り抜けた立派な科学大学校でスピーカーからなぜか流れてくるThat That。偶然だと言われればそれまでだけど、前後には全然別のアーティストの曲も流れていたことを思うと、テンション上がるなぁ。


高校ではサッカーをする少年たちを眺めながら、「韓国ってマッシュヘアの男の子多いよね」「日本も最近多いよ〜」なんてたわいもない会話をして、平和な平日の日中を堪能する。そして次の場所に移動として坂道を下り大通りに出ると・・・。


さっきの校庭からサッカーボールが飛んできた。かなり高いネットがあったのに、すごく大きな弧を描いて飛んできた。すーちゃんが拾ったのだけど、通りの反対側にいたのもあって、立ち尽くしていると向こうから少年たちが「くださいー」と言ってる。「遠すぎて無理〜」と答えながら困っている私たちに少女が近づいてきて「私が返してあげる」といってボールを持って、サササーと大通りを渡り、降りてきていた少年に返してくれた。あーよかった。そして私たち二人はこの出来事を「ユンギの後輩と交流した」と呼ぶことにした。決して嘘ではない。笑。




1日分を1投稿で終わらせようと思ったけどやっぱり無理だった・・・。



日英同時通訳者 古賀朋子 English-Japanese Interpreter Tomoko Koga

‟天職を生きる” 日英同時通訳者 古賀朋子(Koga Tomoko)のホームページです。お気軽にお問合せください。

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