ソウルの好青年
一度書いたのに消えちゃったブログを書いてみる。どんな構成で書いたかあまり覚えていないので、本当にほぼ一から書き直し。
ソウル滞在中にBTSがIn the Soopという番組を撮影したロケ地のツアーに行ってきた。今回はそのツアーに行きやすくするために、集合場所になっているホテルに滞在したという念の入れよう。そこのホテルの1回にあるカフェのたまごサンドとスイカジュースが美味しくて朝から上機嫌。最初はバスの中で食べようとお持ち帰りにしたんだけど、ツアーガイドのジン君(ウリ長兄と同じニックネーム!)曰くバスでは食べられないということで、少し時間に余裕もあったので、慌てて店内に戻って食べることに。カフェのお兄さんが「ホクシ(もしかして)・・・」と言いながらウェットティッシュを持ってきてくれてありがたくて。(卵があまりにもたっぷり入っているのでどうしても口の周りについてしまう。)
お腹いっぱいになってツアーがスタート。英語のツアーだったんだけど、英語があまり分からない日本のアミも何人かいたので、勝手に名乗り出て英日通訳をした。丸一日一緒にいるので自己紹介をしましょう(でもしたくない人はしなくてもいい)とジン君が言ってくれて自己紹介からスタート。日本語で紹介した人の分は英語にして、私たち2人は3ヶ国語で自己紹介。(さすがに3ヶ国語で言うとちょっと頭こんがらがるのね〜。あと言語によって言うことやニュアンスもちょっと違ったりして直訳にはならないのが面白い。)
コースとしてはサービスエリアでJKが食べた軽食を体験、In the Soopのショップ、実際のロケ場所、そしてランチからソウルに戻ってK-popのMVが撮影されたりするHiKR Ground、そして明洞駅で解散の流れ。車内ではジン君がBTSの曲を流してくれて道中も大盛り上がり。そしてなんと自腹で買ってくれたのか、BTSのカードも配ってくれたりして嬉しい。(集めていなくてももらうと結局嬉しいのよね。)
ショップは残念ながら売り切れているものが多かったなぁ。(でも買い物しなくて済んだと思うべきかもしれない。)時間に余裕があったので、ジン君に韓国語で色々聞いてみる。21歳の大学生で、以前は法律を学んでいたけれどコンピューターサイエンスに変えたと言うので、「それはまた180度違いますね」と言ってしまった。(口からこの言葉が出てきて嬉しかったなぁ。)お父さんは以前ベトナムで韓国語を教えていたけれど今はソウルに戻られてZoomで教えているとのこと。なんでこのバイトをしているんですかと聞いたら、いろいろな国の人に会えて面白いと。日本語しか話さない親子のところにもスマホの翻訳アプリを持って一生懸命に話しかけに行っていたし、英米フィリピンのアミには英語で話しかけていたし、色々気を使ってくれてとにかく好青年!(やっぱり翻訳アプリだけでは厳しそうだったので通訳に入ったけどね。)
私も去年釜山でのコンサートに行った話や今年ユンギのコンサートを見にシカゴに行った話をしたら驚いてたなぁ。韓国で韓国語で話したり、韓国語を褒めてもらうたびに、(聞かれなくても)BTSが好きで一生懸命勉強していると言うようにしている。そうすることで彼らが本国の韓国でももっと評価されたら嬉しいなと思うから。
ロケ地では彼らが実際に滞在した空間を細かく見られて感慨深かったなぁ。完全にオタクの楽しみだけど「ここでXXしてたよね〜」とかいちいち盛り上がって。メンバーを一人選んで一緒の写真に収まれる機械もあって、これもちょっと立派なカードが出てくるので嬉しかったなぁ。メンバーの写真がものすごく色白に設定されててびっくりだったけど。写真もたくさん撮ってとにかく満喫。これはこれからずっと長い間世界中のファンが訪れる場所になるね。(今回のツアーだけでも日韓英米シンガポール、フィリピンのアミがいた。)
ロケ地をたっぷり満喫した後は先ほどのショップの建物に戻ってランチ。店員さんが一生懸命これまたアプリを使って日本語で説明してくれようとしてありがたい。若い世代はこう言うテクノロジーを当たり前に使いこなしてサービスしてくれようとするんだなぁと改めて実感。チヂミやマッコリなど美味しかった〜。
そして最後はソウルに戻ってHiKR Groundへ。ここは行くまでどういう場所かよく分かっていなかったんだけど、K-popのMVのような空間が体験できる複合文化空間とのこと。BTSに特化した場所ではなかったけど、人気のドーナツ屋さんKnottedに期間限定のBTS10周年お祝いの商品があって嬉しかったのと、最後に1階に降りてきたら、これまたBTSやジンの動画が始まって。たまたま私が一番近いあたりにいたんだけど、Go!と言われてめちゃ走ったよね。幅が広すぎて全部収めるのは至難の技だったけど、写真やら動画やら撮れて大満足。ガイドのジン君曰く何度もツアーで来ているけどBTSやジンがこんなに流れているのは初めてとのことで、また嬉しくなる。
最後はお礼にと言って参加者全員にジンラーメンをくれて、そこにレビューを書くためのQRコードがついていた。早速その日のうちにホテルでレビューを書いたよね。(後回しにすると面倒くさくなりがちだから。)とにかくジン君がものすごく好青年で気分良くツアーできた。そして余談だけど解散の時に通訳を聞いてくれたイルアミ(特に70歳のお母さんと娘さん)がすごく感謝してくれて、私も役に立てて嬉しかった〜。
70歳で参加されたことを恥ずかしがって自己紹介もされなかったお母さんだけど、「何歳になっても大好きな人がいて素敵なことじゃないですか!」って言ってきたよ。これが欧米の人だったら堂々と自己紹介して周りも大盛り上がりだったんじゃないかと思うんだよね。何歳だから恥ずかしいとか思う必要はないって少しは感じてくれてたら嬉しいな。「死ぬまでに一度でいいから生で見たい」とおっしゃっていたお母さんの夢が必ず叶いますように。
ご一緒した皆さん、そしてジン君、偶然にもBTSジン君の交通カードを持っていた運転手さん、ショップやロケ場所、レストランの皆さん、おかげさまで楽しい1日を過ごせました。本当にありがとうございました!!!
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