Where is Tomoko?
先日4ヶ月にわたってほぼ毎週のようにオンラインで通訳してきたある案件が終わりました。様々な国のメンバーが協力をして課題に取り組んで資料を作り、最終的に発表をするという案件でした。最終発表の通訳は残念ながら担当できなかったんですが、毎回毎回真剣かつ深い議論があり、私は通訳者なので、完全に部外者ではあるのですが、それでもまるでチームの一員のような気持ちで一生懸命に通訳してきました。(もちろんどんな案件も一生懸命に通訳をしていますが、毎週のように同じメンバーと一つのものを一緒に作り上げている気持ちになって思い入れが出てきたという意味です。)
私は対面となる最終の発表の場に自分がいないことを分かっていたので、オンラインの最後の会の最後の最後通訳を終えた後に、ビデオをオンにして英語と日本語とで「最終発表頑張ってくださいね〜」とお伝えしました。そうしたくなるぐらい私も一緒に頑張ったという気持ちだったのですよね。と、同時に会場で皆さんには会えないですという意味でもあったのですが・・・。
その翌週、なんとソウルにいる私にエージェントの方から担当したグループの皆さんが笑顔で一堂に会した写真と、メッセージが送られてきたんです。そして、皆さんが会場に着くや否や直接お礼を言いたくて私を探していたと。なんだかじわっと感動してしまいました。
いつも第三者の立場で通訳をしているからこその良い意味での距離感と冷静さ、気楽さがあるのがフリーランス通訳者の特徴だと思いますが、この時ばかりはチームもいいなと思いました。
このチームの皆さんとまたどこかでご一緒する機会があればとても嬉しいです!
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