モンブランって何語?
私はたぶん世の中の平均的女性より甘いものを食べないのですが、それでもいくつか好きなものがあります。そのうちの一つがモンブランです。子供の時は全く興味がなかったのですが、ある時から突然好きになりました。今ではデザートを食べる機会があるとよく選びます。
2年ぐらい前になるでしょうか?テレビでモンブランの特集があり、いくつかのお店が紹介されていましたが、そこですごく気になったのが代々木八幡にあるモンブランスタイルです。当時勤めていた職場の近くだったので、ランチ後の散歩がてら行ってみたのですが、整理券を配っていて、その日の分はとっくになくなっていました。調べてみると毎日朝早くから行列ができてあっという間に当日分がなくなってしまうそう。(そして当日分しか配っていないし、先の予約もできない。)
ということですっかり諦めていたのですが、人々が外食を控えるようになったこの時期にふと「今ならいける?」と思いついて行ってみました。ありがたいことに(数時間待ちにはなりましたが)当日の整理券をもらえました。最近発売になったばかりの例の本(前回ブログをご覧ください)を読みながら代々木公園で待つこと3時間強、ついにこちらのモンブランを食べることができましたよ。
こちらは和栗のモンブランで、一緒に頼んだ和紅茶との相性がとてもよかったです。和栗好きの方にはおすすめです!あと作る過程がまた良いのですよね。職人技をじーっと眺めるのって瞑想のようだなと思います。何も考えずにみ続けられるので。お店はまるでお寿司屋さんのようなカウンターになっていてジャズが流れています。雰囲気も楽しめましたよ。
さて、すっかり前置きが長くなってしまいましたが、モンブランのつづりはMont Blancですが、このケーキの名前の由来はアルプス山脈のモンブランであり、山の形に似せて作られたことからこの名前になったそうです。Mont Blancはフランス語であり直訳は「白い山」ですね。
という訳でもしも英語で「モンブランを食べた」と伝えたいときにMont Blancと言っても通じないと思います。日本のモンブランを簡単に説明するならばa cake with sweetened chestnut purée and whipped creamといったところでしょうか?簡単にと言った割にはずいぶん長いですが・・・。
今日はたまたま甘いもののお話でしたが、日本のカタカナ語はそのまま英語にしても通じないものも多く要注意です。通じないならそれはそれでいいのですが、通じるけれど意味がかなり違う単語も多いです。(「あーそれ違うんだよね〜」と思いながらも指摘できない場面がほとんどです。)また別の機会にそのような単語にも触れていきたいと思います。
0コメント