通訳の七つ道具?
今日は通訳の七つ道具の一つ(?)と言われているタイマーについて書きます。
タイマーを選ぶにあたっていくつか大事なことがあります。まずはカウントダウンとカウントアップの両方ができること、そして時間が来たときに光で知らせるオプションがあるということです。以前はカウントダウンのオプションをしか使ったことがありませんでしたが、遠隔通訳案件でカウントアップが役に立ったことがありました。そして時間が来た時に音で知らせるオプションだけだと困るのは説明するまでもないと思います。また操作するときのボタンが分かりやすい、押しやすいという点も非常に重要です。
私が愛用しているタイマーはDretecという会社のT-549です。時間の表示が分かりやすくて、デザインもかわいくて本当に気に入っています。その時々で出している色が違うようで、今は白とピンクとブルーがあるみたいです。(いいなぁ、いいなぁ。買い換えたくなる。)ちなみに左上にシールを貼っているのは、色も含め全く同じタイマーを使っていた通訳者がいたからです。たまに同じタイマーを持っている通訳者に出会うとそれだけで勝手に親近感を覚えています。(ちなみにDretec社のサイトを見ると現在のバージョンはボタンの表示と配置が若干変わっているようです。)
たまに通訳の現場でiPhoneをタイマーとして使おうとする方がいますが、全くお勧めできません。なぜならペアで通訳していて、自分がタイマーを押し忘れてしまう時があり、その時はパートナーのタイマーを見たいからです。もしくは(避けたいところではありますが)自分もしくはパートナーがタイマーを持参し忘れることもあります。そんな時パートナーの方のタイマーがiPhoneだと画面が暗くなってしまい、また自立しないので、何分経過しているのか分からない、またはとても見にくいのです。
(現場での仕事が完全に復活したらという条件付きではありますが)これからも一緒に様々な現場に行くであろうこのタイマーを大事に使っていきたいと思います。
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